クソ映画をみる7つの理由

そんなものないです

【ケムリクサ】最高だった。+ 各話の視聴のメモ、感想を書いていく【視聴感想】

 

 

 

概要、 あらすじ(ネタバレなし)

 

ケムリクサを全話視聴した。

 

 

 

簡単なあらすじをいうと荒廃した世界に気づいたら主人公たちがいて、赤虫という敵がいてあるかわからない安息の地を求め旅を始める物語。

 

 

もともあのけものフレンズを監督したたつきさん。なので結構気になってたんだけど、1話観た時に結構おもそうな雰囲気だったのであとからまとめて見よっかなと思ってた。世界暗いし、キャラとか死んでたし・・・ 今思えば最終話にかけての盛り上がりがすごかったので毎週リアルタイムで見るのもよかったかなと。それくらい良い作品だった。

 

 そう言えばけものフレンズも1話ではなんじゃこれ、って切ったけどあとからネタで観ていてたら思いの外、面白く最終回へ向けて盛り上がりがすごかった思い出。やっぱりたつき監督は後半へかけて物語を畳み掛けていくのがスゴイ。

 

  

初見(1話)だと萌えキャラやCG、安易な恋愛ハーレム要素で嫌厭するかもしれない。だけど観続けたらそんなの全然気にならなくなる。 

ケムリクサをちょっと気になる人はまずこの方の動画を見るといいかもしれない。ネタバレ無しでどんな作品か、魅力を丁寧に語ってくれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各話の簡単なメモ、感想(ネタバレあり)

 

1話を観た時に結構設定というか謎が多く、だけどたつき監督ならちゃんと意味と理由があるんだろうな、という思いがあった。あんまし感想や考察にはなってないかもしれないけど、ここでは各話みたときに感想や気になったことを簡単にメモっていたのでをれらをまとめて記して行く(ネタバレあり)。

 

 

 

 

 

1. Episode.1 

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赤い霧に包まれた世界。荒廃した建造物の中、水を求め探索しているまとめ髪の少女りんとツインテールが特徴的な少女りな。二人が、離れた場所にいるもう一人の少女りつに水を見つけた事を報告しようとしたその矢先…
 

・赤虫(機械?) vs 人(植物ベース) 

・ただし人も同じ赤色なのが気になる

・いろいろ考えさせられる

・重い

・赤と緑

・耳が移動している、どういう能力?

・咳をしている、死亡フラグとならないで

・怪我が治っている、ケムリクサとは

 

 

 

 

 

 

 

2. Episode.2 

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わかばの機転で窮地から脱したりん、りつ、りなの姉妹一行。まだ正体のわからないわかばではあるが、りんはわかばを探索に同行させる
 

 

・ケムリクサとは核となるもの?

・りん達と赤虫の色だけでなく、死に方も同じなのが気になる

・ミドリの他にキイロ?(明かりに使うようだ)

・「好き」がテーマかも。 わかばは好奇心、りなは食うことが好きなのかな?

・外へという大きな物語の目標ができた

 

 

  

 

 

 
3. Episode.3

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水を求めて移動している一行。好奇心旺盛なわかばは道中で新しい景色と色々な物に興味を持ち、その都度りなが説明をする。そんな一行が目にしたものは
 

・りなは目が悪い? りつは咳で肺が悪い? それぞれ未熟な部分があるのかもしれない

・壁とはなんなのか。青色。赤、みどり、キイロときて青が出てきた。色が大事なのかも

・りんたちは水で回復する、でも機械も食べられるようだ

・最初の人とは? とても気になる

・りょく、りくなど緑に関係なる名前

 

  

 

 

 


4. Episode.4

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ケムリクサに対して人並みならない興味を抱くわかば。りつから譲り受けたケムリクサをはじめこの世界には様々な種類のケムリクサがある事を知る。そして一同は空橋へ向かう
  

・ワカバが縛られている縄が減っている? 縄の量=警戒度を示しているっぽい

・りんの目がオッドアイ。赤と緑。りんは赤虫?

・EDってもしかしてりん達の生存経緯を表している!? 姉たちが順にいなくなって、りなが分離して、ワカバが出てきて・・・ マジか。すごい・・・

 

  

 

 

 
5. Episode.5

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引き続き水を求めて移動する一行、途中徒歩での移動を余儀なくされミドリに対して水の補給を行うことに、その一行の元に…
 

 

・OPの葉がでるところももしかして順番に意味がある? ファフナーみたいにキャラが死ぬ順番だったらキツイ・・・

・貴方のスキは私達の大事、いい言葉;;  

 

 

 

 

 


6. Episode.6

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体力の温存の為に車中で睡眠をとる姉妹たち、一人ケムリクサを求めて歩きまわるわかばは、夢中になりすぎるあまり迷子になってしまうがその建物の奥深くで…
 

・姉が生きていた・・・!? 死んだと思ったけど実は生きていたパターン?

・分裂後・・・・つまりりなのように分裂したのか?

・日記は誰が書いたんだ。りょく姉?

・アイちゃんって結局なんだろう

 

 

 

  

 


7. Episode.7

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遂に未踏の島に上陸した一行、トンネルの先は今までとは明らかに雰囲気が異なる。期待を込めて根を辿っていくが…
 

 

・かつて人がいて滅びてその後の世界を生きる。過去に何があったかを考えながら。ジブリの作品を思わせる所もあるし、ゲームならホライゾンゼロ・ドーンを思い出す

・ワカバの縛っている縄がいよいよ少なくなってきた。信頼された暗喩。嬉しい

・安息より、保証のない脅威の排除を求める。みんなたくましい。スゴイ

 

 

 

 

 

 

 

8. Episode.8

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前へと進む事を決めた一行、今までになく濃い赤霧の中、次々と襲い掛かってくる赤虫に立ち向かうりん、りつ、りな。一行は過酷な現実を前に…
  

・脅威の排除という次の大きな目標ができた

・シロかわいい だけどなぜ味方でついてくる?

・設定がマジ面白い

・ケムリクサはデバイス?

・シロ・・・・(´;ω;`)

 

 

  

 

 

9. Episode.9

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新たな島に到達したりん、りつ、りな、そしてわかば。目的地までの道中は困難であり一行はどのようにして進めばよいのか策を練る事に…
 

 

・OPの終わりにりんが何か不安な顔で掴もうとしている。これは最終的にりんを残してみんないなくなる、死ぬシーンなんじゃないか? だとしたら怖い

・みんな死なないでほしい

・ある意味MADMAX(怒りのデス・ロード)だ。ただずっと歩いているだけ。移動しているだけ。だけどめっさおもろい

ジブリっぽさもある。ナウシカもののけラピュタ 退廃、自然

・赤虫がタガメ、本物の虫をモチーフにしているのか?

・りんがいう本体とは

・りょうが登場。同じく死んだのでは。もしかしてブチャラティ的な存在か。ケムリクサの残滓が残っている可能性

・サイショの人と記憶の葉、それから分裂

・目が良い、りんたちはそれぞれ特性(良い部分と悪い部分がある?)

 

 

  

 

 

 


10. Episode.10

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りん、りつ、りな、わかば、一行はそれぞれの個性を生かしつつ全力で赤虫に立ち向かう、そしてついに…



 

 ・厳しい状況 それでもみんな心強い

・しなないで

・しなないで

・死亡フラグ・・・(´;ω;`)

・厳しい世界なのにみんな前を向いてる、明るい

・確かに見返すと水のんでない!

・もしかしてEDは最初の人からの分裂も表している!? この監督天才

・ひたすら移動、そして絶望的ななか残ったメンバーで敵の本拠地へ。指輪物語

 

 

 

 

 

11. Episode.11

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赤い木に向かうりんとわかばは葉の記憶を見る、そこには最初の人と…
 

 

・OPの最初にもリリが


  

  

12. Episode.12

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持てる力を全て使い根に立ち向かう一同。りん、りつ、りな、わかば、その旅の結末は…


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

メモは視聴しながら紙に殴り書きしてたから多少前後してたり間違ってたりするかも。あと11と12話は書く余裕がなかった。

 

こうして見返すと改めて最初から結構描写されていることが多かったたんだなと感心。最初の人とか。あとりんのオッドアイも意味があったし。あとはりんたちが赤虫と同じ赤色なのも、同じりりから生まれたものという繋がりを意味しているんだろうなぁ。

 

 

一方で明確にされてない謎や設定もあった。特にケムリクサ関係。色とか。青、黄色、だいだいとか。そこらへんはケムリクサ=万能生命+機械デバイスみたいな感じで色によっていろいろ(まさに色々)使いみちがあったんだなと。なのでそこまで気にならなかった。ただわかばの復活+記憶なくしてる設定だけはもう少し補足があってもよかったかもしれない。おそらく自身を苗床にして赤に対抗する緑となる(=大樹、ミドリ)。そこから鬼太郎みたいに実として生まれたのかな。記憶を残したのはその代償かもしれない。どこかの感想で自分で巻いた種の苗床になる、っていう表現があって感心してしまった。

 

 

とにかくこの作品。設定や伏線が本当に凄かった。思わせぶりとか謎めいたところにもちゃんと意味がある上に気づいかない部分にもすごい意味をもたせたりする。2回目見返すと湧き水のようにいっぱい発見があって楽しんだろな。加えて1つ1つのセリフが身に染みる。何気ない印象深い。本来CGアニメで通常のアニメよりもそういう表現は安っぽくなりがちなのに全然そんなことを感じさせられなかった。厳しいけど優しい思いがこもった世界がそこにあった。本当に楽しめた作品だ。

 

 

 

すき

 

 

 

 

追記の感想 2019/03/30

 

こういう転生や時代を超えての純愛物語はちょっと前だとFF8とか、もっと前だと火の鳥(特に太陽編)を思い出した。
やっぱり長い経過を超えて前世の叶わなかったものが実ったと考えるとグッっとくる・・・

ケムリクサはもともとirodori(たつき監督を含めた制作グループ)が同人作品とだして、始まる前も前日談を0.x話としてちょこちょこ出していた。0.x話は昔みてなんか退廃的だけど面白そうだな~と感じた憶えがある。けどまさかここまで色々意味がはって背景が壮大なSF物語だとは思ってもみなかった・・・ 感無量。
世界観はジブリにもにてるけど設定は手塚治虫にも通ずるところがある作品だった。

 

 

ケムリクサ 同人版

 

ケムリクサ 前日談


 

 

たつき監督ありがとう